ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
posted with amazlet on 06.12.16
渡辺 千賀
朝日新聞社
売り上げランキング: 332
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なんとも元気にさせてくれる本です。
私にとって、2006年の読んで元気になる本、ナンバーワンです。
あまりに面白くて地下鉄で、にやけながら読んでしまいました。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読んで沈鬱な気分になってしまった人には、バランスをとるためにも是非おすすめしたいです。
基本的には、
・シリコンバレーってこんなとこよ
・シリコンバレーではこんな働き方をしてる人がいるのよ
というのが痛快に語られています。
全てのページにある脚注もとても楽しく、さりげなく、ためになることも書かれています。
シリコンバレーなんて興味ないという方も少なくないでしょうが、そういう方にもおすすめできる本です。
著者自身も
「本書はいくつかの読み方がある。
1 異国の地で起こる変わった人たちのオトギバナシとして読む
2 日本での働き方・生き方の参考にする
3 モノは試しでシリコンバレーで働いてみるための参考にする」
と述べています。
日本が即シリコンバレー的になるとも思えませんが、シリコンバレー的働き方は、日本流にアレンジされてドンドン増えて行くでしょうから。
「バカ・アービトラージ」なんて日本でも十分成立してしまうはずです。
(アービトラージ:arbitrageとは「裁定取引」のことです。)
シリコンバレーに興味津々著者の言うタイプ3の方は、「1 はじめに」から読めばいいですが、タイプ2の方の場合、「7 シリコンバレーで誕生する4つの働き方:ヒューマン2.0」「8 ヒューマン2.0のルール」あたりから読むと楽しみやすいんじゃないかと思います。
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