佐々木 俊尚
講談社
売り上げランキング: 62432
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過渡期としてのフラット化ウエッブ時代の元マスコミによるマスコミ批判
フラット化が生み出す新たな難問を提示
ブログの登場で担保される新しい公共性から私は排除されてしまうのでしょうか
これまでに無かったネット論
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1年ほど前に出た「フラット革命」を読みました。
佐々木俊尚さんは多くの本を出してらっしゃいますが、本書「フラット革命」は別格です。
他の佐々木さんの本とは、格が違うと感じる一冊です。
構想の段階から取材をおこない書きあげるまでに随分時間を要したようです。そのことが格の違いとして感じられるのでしょうか。
そしてその格の違いによるのでしょうか、1年前に出された本に思えない感覚に、何度もおそわれました。
もうちょっと先の未来から、俯瞰して書いているかのように、私には感じられたのです。
最近の数か月だけでも、フラット革命の一端といえる様々な事柄が起きています。
毎日新聞の英文サイト記事にまつわる一連の騒動、秋葉原無差別殺傷事件やその後におきていることなど。
インターネット参加者が考えておかなければならないこと、覚悟しておかなければならないことが、濃密に記述されています。
その答えは用意されていませんが、インターネットに関わる多くの方が読んでおくべき一冊と、強く感じます。
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