スティーブ・ジョブズ-偶像復活
posted with amazlet on 05.11.22
ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 井口 耕二
東洋経済新報社 (2005/11/05)
東洋経済新報社 (2005/11/05)
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すごい話です。
読み終わったあと
「で、この『iCon』っていう映画、いつ公開されたんだっけ?」
と、誰かに聞いてみたくなってしまいます。
ハリウッド映画で非常によく見られるパターンそのままに話が展開するものですから、実話というより映画の原作を読んでいるような気分に、スッカリさせられました。
頭の中では既にU2の曲でエンドロールまで流れています。
でも、これは映画の原作ではなく、実話。
なんとも、すごい話です。
私はWindowsベッタリな人で、Macは知人が使っていたのをちょっと触らせてもらった程度でしかなく、アップルという会社に特に思い入れもありません。ディズニー・ピクサー作品もほんの数本しか見たことはありません。それでも非常に面白く読ませていただきました。
スティーブ・ジョブズという名前を聞いたことのない、パソコンの歴史なんて興味のない、普段ビジネス書なんて読むこともないけど、iPodは使ってるという若者でも、「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「美女と野獣」といった数々のディズニー作品のタイトルや、「スター・ウォーズ」といった文字が踊りはじめる第6章あたりから目を通せば、決して薄くはないこの本を読んでみたくなるんじゃないかと感じました。
また、読むだけの価値もあると思います。
今まさに起きている、スゴイことに至る過程が書かれているのですから。
それから映画が日本で公開される際は、「偶像復活」という邦題ではなく、「iCon」という原題そのままで是非お願いします。
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