毎日コミュニケーションズ (2004/07)
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HTML&CSS マスターブック
今からHTMLはじめる方も勉強し直す方も
このサイトでは、HTML・CSSの参考図書として、
「HTMLとスタイルシートによる最新Webサイト作成術」
「HTML+CSS Webデザイン・スタイルガイド」
の2冊をご紹介してきました。
前者は簡単なWebサイトを作ることでHTMLとCSSの基礎を勉強できるテキスト的書籍、後者はHTMLとCSSの辞書的書籍・リファレンス本でした。
自分で勉強できるタイプの方だと、前者で基礎知識を習得したあとに、自分でカッコいいなと思うページをみつけてはそのページのソースを見ながら、後者のリファレンス本を片手にソースの解析をしながら、自分でページを作れたりするのでしょうが、なかなかそういう方って多くはありません。
例えば、CSSを使って画面の左にメニューを配置するにはどうすればいいのだろう、タブみたいに見せかけるにはどうすればいいのだろう、といったことを思う方は少なくないはずですが、どう記述すれば実現できるのか、他の方が作ったサイトを参考にしながら自分で試行錯誤することができない(しない?)という方のほうが多いでしょう。
そんな方に本書はとても参考になると思います。全編Tips集的な作りのチュートリアル本で、「xxするには」という項目ごとに数ページを使って具体的ソースと実際の表示例がカラーで掲載されているので、非常にわかりやすいと思います。
例えば目次を見ると、
「列ごとにスタイルを指定するには」
「縦方向の位置揃えを設定するには」
「テキストの回りこみを設定るには」
「タブ付きページを作るには」
「アンケート入力フォームを作成するには」
といった魅力的な項目が並んでいます。
また、HTMLのタグ手打ちをはじめたばかりの方の場合、キレイなソースというのはどういうものなのか、インデントや改行をどう入れたらいいのかというのがわからない、と言う方もいらっしゃいます。そんな方にも本書のサンプルソースはとても参考になるのではないでしょうか。
勿論本書を買ったからといってどんなページでも作れるようになるというわけではありません。何より自分で実際にタグを打って作成作業をしなければいけません。
また実際にWeb作成作業をすると、あんなことをしたい・こんなこともやりたいと希望が次から次へと出てくるものです。そうなったらやっぱり、他の人が作ったページを解析したり、検索をして解決策を見つけたり、本屋さんで雑誌や書籍を立ち読みして解決する、というようなことをしなければなりません。
本書はそういうことができるようになるための、実践向き基礎知識をつけるための本でもあります。
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