インストラクター向け
教材設計マニュアル―独学を支援するために | |
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インストラクターの現場では、自分でテキストを作ることもあれば、既にあるテキストを利用してインストラクションする場合もあります。
本書は、セミナーや講習会の教材・テキストを作成したことのない人が、教材を作ることができるようにと書かれたものですが、既存のテキストを利用したインストラクションをする人にも、十分役立つ内容だと思います。
テキストが存在していたとしても、そのテキストを利用して、実際のインストラクションをいかに進めるかのプランニング(レッスンプランの作成)は必ず行うはずで、その中でテキストの再構築というべき工程は発生するものだからです。
日本ではeラーニングの導入とともにその名前が知られるようになってきた、インストラクショナル・デザイン(ID)の考えをベースに書かれていて、本書自体がとてもいい教材となっています。
章見出し、その章が全体のどこに位置するかを明示するチャート、その章での学習目標、そして本文と小見出しの立て方。
これらが非常にわかりやすく、教材を作るときには勿論、インストラクションの組み立て方にも多いに役立つと思います。
また、教材に限らず何らかの資料を作成するような場合にも、本書の考え方は活用できると感じます。
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