インストラクターのネタ帳
新しい記事
新たな電子書籍『Python入門を読み終えた人へ…1:文字列フォーマットの基本』を、Kindleダイレクト・パブリッシングで11月30日にリリースしました。
Python入門後のコンテンツ不足
この5年ほどで、日本語のPython入門書籍はかなり増えました。
しかし、入門した後の少しだけレベルの上がった人向けの、コンテンツが不足していると思われます。
Pyhonで、日付から日付の引き算をすると、timedelta型のデータになります。
「Python in Excel」で、Pythonセルではないセルの日付データを引き算するとどうなるのか気になり、試してみました。
Pythonでは、str.countメソッドを使うことで、特定の文字・文字列のカウントができることを紹介しました。
何らかの文字列に含まれる、すべての文字の、文字ごとの個数を数えるのも、Pythonなら簡単です。
「Python in Excel」に関連する挙動で、「これでいいのかな」と感じる部分があるので記事を残しておきます。
拙著『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』の、「第7章 文字列を操作しよう」では、Pythonで文字列を表すstr型の操作を解説しています。
『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』p.115より
Pythonのstr型はVBAのString型よりも便利で、どれを紹介し、どれを紹介しないかを決めるのに苦労しました。
最終的に拙著では紹介しなかったstr型のメソッドの中で、特に迷ったのが、何らかの文字列の中に指定した文字がいくつあるかをカウントするメソッドです。
Pythonでは、西暦1年1月1日から、西暦9999年12月31日までの日付を扱うことができます。
それに対しExcelで扱えるのは、西暦1900年1月1日以降です。
Pythonでは桁区切りに「_」(アンダーバー・アンダースコア)が入れられること、プレフィックス「0b」「0B」で2進数リテラルが表現できることを記事にしました。
この2つを組み合わせることも可能です。
Googleで、ふと
「VBAユーザーのためのPython超入門」
を検索して、驚かされました。
伊藤潔人著の『VBAユーザーのためのPython超入門』は、2020年にKindle Direct Publishingで電子書籍として出版されました。この本は、Excel VBAユーザーを主な対象としたプログラミング言語「Python」の入門書です。
Pythonではリストなどの最後にカンマがあっても良いことを記事にしました。
リストに関連して他にも便利な点があります。
Pythonではリストの途中で改行を入れることができます。
Python in Excelで、セル内に出力するにはprint関数は不要であることを記事にしました。
この仕様に関連して
「セル内で改行するにはどうするのだろう?」
といった疑問を感じる方が、いらっしゃるかもしれません。
- Movable Type Pro
- vicuna CMS - Movable Type Template