ここのところ友人の会社のWebまわりを手伝いはじめたこともあり、Web関連書籍をいくつか読んでいるのですが、その中の一冊。
著者によれば、
「企業担当者向けで一般ブロガー向けの内容ではないです。」
とのことですが、一般ブロガーにも役立つ本だと思いました。
ただし、ブログがまったくはじめてという方ではなく、
『とりあえずはじめたんだけど、なんとなくフェードアウトしちゃった...orz』
或いは
『はじめは嬉しかったコメントやトラックバックが段々鬱陶しくなってきて、ある日ブログ丸ごと削除しちゃいました..._| ̄|○』
なんて方に。
フェードアウト派な方には、第5章の
- 5-2 「ただの日記」にしないためのコツ
- 5-5 記事ネタの味付け&調理法のバリエーションを増やす方法
丸ごと削除派の方には、第2章・第3章の
- 2-6 コメント・トラックバックポリシーを決めよう
- 3-3 コメントを上手にコントロールしよう
そして本書の中で私が一番印象に残った言葉は、
「シナリオ」。
第6章 プロフェッショナルが語る「成功する企業のブログ活用術」の中の、株式会社カレンの四家正紀氏、有限会社イーナチュラルの斎藤伸也氏・小暮正人氏へのインタビューに出てくる言葉です。
「・・・一定期間の中で、どんな話題をどういった状態で出してゆくのかをまず決める必要があります。同じような記事ネタばかり書いていれば訪問者が飽きてしまいますので、強弱もつけ、ひとつの商品をさまざまな角度から取り上げることにより、また来てもらう工夫を凝らしてゆくんです。それが最初に決めるシナリオとなります。・・・」P198
「・・・どういった記事を書くか、どういったトラックバック企画を盛り込むか、といった『シナリオ』が大切になります。逆に、そういったシナリオを持たず、ただ漫然と日々更新していては目標達成は難しいでしょう」P207
そう、シナリオ。シナリオが重要。
講師(インストラクター)にとっても、ブログにとっても。
しっかりとしたシナリオがあってアドリブは活きるもので、アドリブだけで成立させられる人なんて、本当にごく一部の人のはず。(自戒をこめつつ)
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