インターネット2―次世代への扉
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村井 純
岩波書店 (1998/08)
売り上げランキング: 307,988
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おすすめ度の平均:
続編「インターネット」と併せて読めば価値があがる
インターネットの理念から実像まで
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日本のインターネットのお父さん=村井 純氏による「インターネット」の続編。
7年も前(1998年)に発行された本ですが、特に「インターネット入門」的なインストラクションをする前に読み返しています。
ここで述べられている問題点の多くは、7年を経過してもいまだ解決されていないものがほとんどで、今後のインターネットの発展を考えるときに多くの示唆を得られます。
ちなみに私がこの本でもっとも印象に残っているのは、IPv6の新アドレスがなぜ可変長ではなく固定長となったかについて触れられた箇所。
純粋にテクニカルなことを決定する場面であっても、全体最適を考え理論的に正しい方を採用しないという選択をする事実は、驚きとともに元気を与えられます。
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