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インデントマーカー・タブマーカーを細かく動かす

対象:Word

Wordの初心者かそうでないかは、インデントやタブで判断できるなぁと思っています。

初心者の方がインデントやタブを使えることは先ずなくて、なんでもかんでもスペースを入れてしまいます。

文書の体裁を整えるのにスペースを挿入していると、生産性が向上しないことに気づいてインデントやタブを使えるようになれば、初心者卒業と言っていいんじゃないでしょうか。

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インデントマーカー・タブマーカーを細かく動かす

そのインデントやタブですが、ルーラーに表示されているインデントマーカーやタブマーカーをドラッグするときに、イライラしたことありませんか?

微妙にちょっとだけ動かしたいのに、1文字分弱動いてしまって。

▼操作方法 : インデントマーカー・タブマーカーを細かく動かす
[Alt]キーを押した状態でドラッグする
この操作をしていただければ、ルーラーに行頭や行末まで等の寸法が表示され、マーカーを細かく移動できることがおわかりいただけると思います。

インデントマーカー・タブマーカーを動かすときの移動量

ところで、[Alt]キーを押さないでマーカーを動かしたときの、あの移動量は何なのでしょう。

1文字分かな、と思ってよく見ると1文字よりは狭いんですよね。

この移動量は文字グリッド線の間隔と同じで、初期状態のWordでテンプレートなどを使用せずに新規作成した場合は、標準フォントサイズ10.5ptの0.86文字分 = 9ptのはずです。

▼操作手順 : 文字グリッド線の間隔を変更する
メニュー[ファイル]−[ページ設定]
 ↓
[ページ設定]ダイアログ−[文字数と行数]タブをクリック
 ↓
[グリッド線]ボタンをクリック
 ↓
[グリッド線]ダイアログ−[文字グリッドの間隔]欄の数値を変更
 ↓
[グリッド線]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
 ↓
[ページ設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
この方法で文字グリッド線の間隔を変更してやれば、[Alt]キーを押さずにマーカーをドラッグするときの移動量をキリのいい距離(例えば0.5文字とか1文字とか)に変更することができるわけです。

ここではページ全体に関係することなので、あえて[ページ設定]ダイアログから表示させる方法をご紹介していますが、[グリッド線]ダイアログを表示するのは[図形描画]ツールバー−[図形の調整]−[グリッド]を使う方が簡単です。

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