COUNTIF関数であいまい検索をする方法をご紹介しました。
同じくCOUNTIF関数について
「COUNTIFで○○以上という条件を指定するにはどうしたらいいのでしょう?」
というご質問をいただくことがあります。
「○○以上」
「○○以下」
「○○より大きい」
「○○より小さい(未満)」
といった条件を指定してカウントするにはどうしたらいいのかというご質問です。
COUNTIF関数の第2で比較演算子を使って条件指定
比較演算子を使えば、
「○○以上」
「○○以下」
「○○より大きい」
「○○より小さい(未満)」
という条件を指定してCOUNTIF関数でカウントすることができます。
※C11:C20セルで「30」以上のセルをカウントする例
結果を表示したいセルに
=COUNTIF(C11:C20, ">=30")
という数式を入力する
比較演算子と数値を、「"」(ダブルクォーテーション)で括って指定することで、
「○○以上」
「○○以下」
「○○より大きい」
「○○より小さい(未満)」
といった指定ができます。
▼サンプルファイル(003186.xls 41KByte)ダウンロード
サンプルファイルのC2セルには上記の例が入力してあります。
C4セルには、30歳を超えている人をカウントする
=COUNTIF(C11:C20, ">30")
C6セルには、30歳以下の人をカウントする
=COUNTIF(C11:C20,"<=30")
C8セルには、30歳未満の人をカウントする
=COUNTIF(C11:C20,"<30")
という数式がそれぞれ入力してありますので、合わせてご確認ください。
全角入力してはいけません
なお、
この方法を知った方がやってしまいがちなミスがあります。
「=COUNTIF(C11:C20,">=30")」
などと全角で指定しまうミスです。
必ず、
「=COUNTIF(C11:C20,">=30")」
のように半角で指定してください。
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