条件に一致するセルの個数をカウントするCOUINTIF関数は、実務で使われる頻度の高い便利な関数です。
このCOUNTIF関数についてご案内すると
「COUNTIFであいまい検索ってどうやればいいのですか?」
「COUNTIF関数で○○を含むという指定をしたいときは、どうすればいいのでしょうか?」
といったご質問をいただくことがあります。
ワイルドカードを使ってやれば、COUNTIF関数で「○○を含む」といった指定ができます。
※C11:C20セルで「右」という文字を含むセルをカウントする例 「=COUNTIF(C11:C20,"*右*")」
という数式を入力する
COUNTIF関数で文字列を指定するときは「"」(ダブルクォーテーション)で文字列をくくりますが、その中にワイルドカード「*」(アスタリスク)を含んで指定すればいいのです。
▼サンプルファイル(003177.xls 39KByte)ダウンロード
サンプルファイルのC2セルには上記の例が入力してあります。
「○○ではじまる」といった条件を指定するなら、
「=COUNTIF(C11:C20,"右*")」
「○○でおわる」といった条件を指定するなら、
「=COUNTIF(C11:C20,"*右")」
と指定します。
サンプルファイルのC4セルには「○○ではじまる」、C6セルには「○○でおわる」の例がそれぞれ入力してあります。
ちなみにこのサイトでは、今回ご紹介したCOUNTIF関数で「○○を含む」をカウントする方法を利用した、IF関数で「○○を含む」を指定する方法を既にご紹介していますので、合わせてご参照ください。
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