対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007
指定した条件に応じた値を合計するSUMIF関数について、ご紹介しました。
SUMIF関数をご存知の方から、
「SUMIF関数に複数条件を指定したいのですが...?」
「SUMIF関数で複数の条件を指定するにはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
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いくつかの解決方法が考えられますが、条件が完全一致ならば、作業列を作成するのが簡単でしょう。
▼操作手順:条件が複数ある場合にSUMIF関数を利用する
※B3:B22に性別、C3:C22に電話会社、D3:D22に料金が入力されているときに、E列を作業列として、「男」で「X社」の料金合計を計算する例 E3セルに「=B3&C3」と入力
↓
E3セルをE22セルまでオートフィル
↓
G3:G8セルに条件を入力
↓
料金合計を計算したいセルに
「=SUMIF(E3:E22,"男X社",D3:D22)」
という計算式を入力
※B3:B22に性別、C3:C22に電話会社、D3:D22に料金が入力されているときに、E列を作業列として、「男」で「X社」の料金合計を計算する例 E3セルに「=B3&C3」と入力
↓
E3セルをE22セルまでオートフィル
↓
G3:G8セルに条件を入力
↓
料金合計を計算したいセルに
「=SUMIF(E3:E22,"男X社",D3:D22)」
という計算式を入力
▼サンプルファイル(002676.xls 21KByte)ダウンロード
サンプルファイルの「基本」シートH3セルに、上記の操作と同じ計算式が入力してあります。
「セル参照を利用して全条件を集計」シートには、セル参照を使って全複数条件の料金合計を集計して、E列を非表示にしてあります。
Excel・関数に慣れていない方は、作業列を作るということをなかなか考えつけないとは思いますが、作業列を利用するのは、ちょっと複雑な計算をしたいときの小技の一つですから、是非理解していただきたい考え方だと思っています。
以前COUNTIF関数で複数条件指定する方法をご紹介しましたが、作業列を利用するという点では、今回のSUMIF関数での複数条件指定と同じ考え方です。
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