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「0」ゼロを含まない平均を求める−COUNTIF関数・SUM関数

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

「ゼロを含まない平均を求めるにはどうしたらいいのでしょうか?」
「ゼロを除いて平均を計算したいのですが...?」
というご質問をいただくことがあります。

AVERAGE関数を使うと平均を求められますが、AVERAGE関数では引数に指定されたすべての数値の平均を返してきます。

しかし実務では、「0」を除いた数値の平均を求めたいということもあり、そんなときにいただくご質問です。

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平均は合計をデータの個数で割ったものですから、合計を「0」を除いたデータの個数で割れば、「0」を除いた平均を求めることができます。

▼操作方法:ゼロを含まない平均を計算する
※A1:A10セルに値が入力されているとき、C7セルにゼロを除いた平均を計算する例

C7セルに
「=SUM(A1:A10)/COUNTIF(A1:A10,"<>0")」
という計算式を入力

条件を指定して個数をカウントするCOUNTIF関数を使い、「0」を除いたデータの個数を取得し(COUNTIF(A1:A10,"<>0")、合計を割っています。

合計のほうも「0」を除いた合計をSUMIF関数で求めてもいいかもしれませんが、「0」が合計に含まれていようがいまいが、結果の値は同じなので単純にSUM関数で合計を求めています。

▼サンプルファイル(001531.xls 22KByte)ダウンロード

サンプルファイルのC2セルにはAVERAGE関数で「0」を含んだ平均を求め、C7セルには上記の数式を使って「0」を含まない平均を求めています。

A1:A10セルの値を変更して、それぞれがどのような結果となるかご確認ください。

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