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複数条件でCOUNTIF−COUNTIFS関数

対象:Excel2007

条件に合致する個数をカウントするCOUNTIF関数について、
「COUNTIF関数で複数の条件を指定するにはどうすればいいのでしょうか?」
といったご質問はとてもよくいただきます。

その解決策は、実はいろいろあるのですが、このサイトでは作業列を作成する方法をご紹介しました。

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この
「COUNTIF関数で複数の条件を指定したい」
という要望は、相当あったとみえ、Excel 2007ではそのための新しい関数が追加されています。

COUNTIFS関数です。
COUNTIF関数ととてもよく似ていますが、最後に「S」がついています。

▼操作方法:条件に一致したセルの個数を数える
※B2:B11セルに性別
 C2:C11セルにアンケート回答
 がそれぞれ入力されているときに
 性別「男」
 アンケート回答「a」
 をF2セルにカウントする例

F2セルに
「=COUNTIFS(B2:B11,"男",C2:C11,"a")」
という計算式を入力する

説明を読むより、サンプルファイルをご覧いただくほうが早いはずです。

▼サンプルファイル(003021.xls 27KByte)ダウンロード

サンプルファイルの「COUNTIFS関数」シートに上記の例をそのまま入力してあります。
また、「COUNTIF関数」シートには、参考までに以前ご紹介した集計用の作業列を利用する例を作成してあります。

COUNTIFS関数の引数は、COUNTIF関数の引数を複数指定するイメージで指定します。

COUNTIF関数は、
第1引数に範囲
第2引数に検索条件
を指定しました。

COUNTIFS関数では、
第1引数に範囲1
第2引数に検索条件1
第3引数に範囲2
第4引数に検索条件2
というように範囲と条件をセットで指定していきます。

上記の例では、
第1引数と第2引数で、
「B2:B11,"男"」
第3引数と第4引数で
「C2:C11,"a"」
を指定しているので、
B2:B11セルが「男」
かつ
C2:C11セルが「a」
の個数を返してくれます。

サンプルファイルは97-2003形式で保存してあるので、とりあえず、2003以前のExcelでも開くことはできます。しかし、COUNTIFS関数は2007から実装された関数ですから、2003以前のExcelで再計算を実行した場合、エラーになってしまうことをご理解ください。

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