対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007
ExcelやAccessで数値を丸める方法を何度かご紹介してきました。
- Excel
- 数値を四捨五入したい−ROUND関数
- 切り捨てしたい・切り上げしたい−ROUNDDOWN関数・ROUNDUP関数
- 小数点以下を切り捨てる−INT関数・TRUNC関数
- 時間の切り捨て・切り上げ−CEILING関数・FLOOR関数
- Access
「五捨六入するにはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくこともあります。
4以下を切り捨て5以上を切り上げるのが四捨五入ですが、
5以下を切り捨て6以上を切り上げる「五捨六入」をしたいというご質問です。
[スポンサードリンク]
五捨六入をする関数は特に用意されていませんが、四捨五入をするROUND関数を利用すれば五捨六入もできてしまいます。
▼操作方法:数値を五捨六入する
※A2セルの値を小数点以下第1位で五捨六入する例 「=ROUND(A2-0.1,0)」
という数式を入力
※A2セルの値を小数点以下第1位で五捨六入する例 「=ROUND(A2-0.1,0)」
という数式を入力
通常A2セルの値を小数点以下第1位で四捨五入する場合、
「=ROUND(A2,0)」
という数式です。
これを
「=ROUND(A2-0.1,0)」
とすれば五捨六入になるのです。
元の数値の方から「0.1」を引いておいてから四捨五入することで、結果的に五捨六入になるわけです。
小数点以下第2位で五捨六入するのであれば、
「=ROUND(A2-0.01,1)」
です。
[スポンサードリンク]
- Newer:×ディスクトップ、○デスクトップ
- Older:ミニツールバーが自動的に表示されないように−Office2007
Home » Excel(エクセル)の関数・数式の使い方 » 統計 » 五捨六入するには−ROUND関数