他の人が作成したWordファイルを編集しているような方から、
「フォントを変更しても行間が変わらないのですが・・・?」
といったご質問をいただくことがあります。
初期状態のWordでは、フォントサイズを変更すると、行間も自動的に変更されます。
しかし設定によっては、文字の大きさを変更したときに、行間が変更されないようにすることができます。
そのため、フォントサイズと行間によっては、文字の一部が下図のように隠れてしまうことがあります。
行間を設定したい段落内にカーソルを移動
↓
[段落]ダイアログを表示
↓
[段落]ダイアログ−[インデントと行間隔]タブをクリック
↓
[行間]コンボボックスで「固定値」以外の値を選択
↓
[段落]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
[段落]ダイアログは、2003までのWordならメニュー[書式]−[段落]から、Word 2007では、[ホーム]タブ−[段落]グループ−[段落]ボタンから表示できます。
[行間]が「固定」になっていると、まさに行間が固定され、フォントサイズを変更しても行間が変わらないという現象が発生するわけです。
▼サンプルファイル(001964.doc 26KByte)ダウンロード
サンプルファイルには、
「フォントサイズを変更しても行間が変わらない段落。」
という文字列を複数入力した、フォントサイズを変更しても行間が変わらない段落と、
「フォントサイズを変更したら行間が変わる段落。」
という文字列を複数入力した、フォントサイズを変更したら行間が変わる段落とが作成してあります。
それぞれの段落でフォントサイズを変更してみて行間がどのようになるか、行間が変わらない段落で上記の設定操作後にフォントサイズ変更を行うとどうなるかをご確認ください。
このサイトでは行間関連で以下のようなネタをご紹介しています。Wordの行間について理解しておきたいという方は合わせてご確認ください。
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