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エラーを無視して合計する-配列数式

対象:Excel2003, Excel2007, Excel2010

「エクセルでエラーを無視して合計を計算する方法」
という検索が行われていました。

例えば、A7セルに

=SUM(A1:A5)

という数式が入力されているときにA1:A5セルいずれかにエラー値が存在していると、数式の入力されているA7セルにもエラーが表示されてしまいます。

これをエラーにならないようにする方法を探している方による検索でしょう。

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いくつかの解決方法が考えられますが、配列数式を使った方法をまずはご紹介しておきます。

▼操作方法:エラーを無視して合計を計算する
※A1:A5セルの合計をA7セルに計算する例
A7セルに
「=SUM(IF(ISERROR(A1:A5),0,A1:A5))」
と入力後
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[Enter]キー
を押す

上記の操作を行うと、A7セルには

{=SUM(IF(ISERROR(A1:A5),0,A1:A5))}

という配列数式が入力されます。

「=」(イコール)の前の「{」と最後の「}」は、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押すと自動的に入力されるもので、手入力しないでください。

{=SUM(IF(ISERROR(A1:A5),0,A1:A5))}

という配列数式は、

=SUM(IF(ISERROR(A1),0,A1), IF(ISERROR(A2),0,A2), IF(ISERROR(A3),0,A3), IF(ISERROR(A4),0,A4), IF(ISERROR(A5),0,A5))

という数式と同じような意味です。

改行やスペースでインデントして読みやすくすると、

=SUM(
 IF(ISERROR(A1),0,A1),
 IF(ISERROR(A2),0,A2),
 IF(ISERROR(A3),0,A3),
 IF(ISERROR(A4),0,A4),
 IF(ISERROR(A5),0,A5))

と同じような意味の数式なのです。

最終更新日時:2022-10-07 05:55

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