対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003
Excelの初心者向けセミナーではじめに取り上げる関数と言えば、合計を求めるSUM関数。次が平均を求めるAVERAGE関数でしょう。
このAVERAGE関数で求められる平均は、算術平均・単純平均・相和平均・相加平均と言われるものですから、統計学的な知識のある方から、
「幾何平均や調和平均を求めるにはどうすればいいのでしょう?」
というご質問をいただくことも、レアなケースですがあります。
[スポンサードリンク]
幾何平均(相乗平均)や調和平均を求めるワークシート関数は、以下のとおりです。
▼幾何平均・相乗平均を求める関数
GEOMEAN関数 ▼調和平均を求める関数
HARMEAN関数
GEOMEAN関数 ▼調和平均を求める関数
HARMEAN関数
GEOMEAN関数は、GEOmetric MEANの略、
HARMEAN関数は、HARmonic MEANの略です。
使い方はAVERAGE関数と同じで、平均を求めたい元の数値やセル範囲を引数として指定するだけです。
なお、どういうときに幾何平均・調和平均を使うかですが、幾何平均は変化率の平均を求めるような場合、調和平均は速度の平均を取るときに利用する例がよくあげられます。詳しくは是非統計学の書籍を読んでみてください。
関連語句
アベレージ
[スポンサードリンク]
- Newer:スマートタグをキーボードで操作する
- Older:言語バーがなくなった−コントロールパネル
Home » Excel(エクセル)の関数・数式の使い方 » 統計 » 幾何平均・調和平均−GEOMEAN関数・HARMEAN関数