動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1904 ビルド11601.20144)
「エクセル 論理値 カウント法 SUM」
といった検索キーワードで、アクセスがあることに気がつきました。
セルに入力されるデータのひとつ「論理値」のうち、TRUEまたはFALSEのみカウントする方法を探していた方による検索です。
「exellsum関数合計が合わない論理値」
という検索キーワードも、おそらく同じでしょう。
COUNTIF関数で論理値をカウントする
COUNTIF関数を使えば論理値をカウントできます。
操作概要:論理値をカウントする
※A1:A5セルに論理値が入力されているときにTRUEをカウントしてA6セルに表示する例
A6セルに
=COUNTIF(A1:A5, TRUE)
と入力する
※A1:A5セルに論理値が入力されているときにTRUEをカウントしてA6セルに表示する例
A6セルに
=COUNTIF(A1:A5, TRUE)
と入力する
FALSEをカウントしたい場合は、もちろん、
=COUNTIF(A1:A5, FALSE)
です。
文字列の "true" や "false" も指定することが
COUNTIF関数で論理値をカウントする場合、第2引数は文字列の "true" や "false" でも大丈夫なようです。
論理値をカウントしたいわけですから、TRUEやFALSEという論理値を指定するほうが、イイだろうと私は考えます。
論理値TRUEをSUM関数でカウントする
「エクセル 論理値 カウント法 SUM」
「exellsum関数合計が合わない論理値」
と検索なさった方は、SUM関数を使ってカウントしたかったのでしょう。
その場合は論理値を数値に変換すればOKです。
操作手順:論理値をカウントする
※A1:A5セルに論理値が入力されているときにB1:B5セルに数値を表示しB6セルにTRUEの数を表示する例
B1セルに
=N(A1)
を入力
↓
B1セルをB5セルまでオートフィル
↓
B6セルに
=SUM(B1:B5)
を入力
※A1:A5セルに論理値が入力されているときにB1:B5セルに数値を表示しB6セルにTRUEの数を表示する例
B1セルに
=N(A1)
を入力
↓
B1セルをB5セルまでオートフィル
↓
B6セルに
=SUM(B1:B5)
を入力
論理値はN関数を使って完全な数値に変換すると、TRUEが1、FALSEが0です。
N関数で変換した数値をSUM関数で合計すれば、TRUEの個数になります。
N関数を使わず、1を掛け算した
=A1*1
でもOKです。
最終更新日時:2022-11-25 10:28
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