実務でExcelを使う場合、複数のワークシートを連動させるといったことが行われます。その最たるものが「3D集計」「3D参照」でしょう。
3D集計では複数シートの合計等を計算するわけですが、単純に他のシートのデータを参照する・表示させたいということもあります。
「別のシートのデータを表示させたいのですが...?」
「あるセルの値を、他のワークシート上のセルと連動させるにはどうしたらいいのでしょうか?」
といったご質問をいただくことも少なくありません。
別のシートのセルを参照する操作手順
同一ワークシート上のセルを参照するのならば、「=A1」のような参照する式を入力しますが、別のワークシートであっても基本的な考え方は同じです。
↓
シート見出し「Sheet2」をクリック
↓
Sheet2のA1セルをクリック
↓
数式バーに「=Sheet2!A1」と表示されたことを確認し[Enter]キーを押す
上記の操作をすれば、Sheet1のA1セルにSheet2のA1セルの値が表示されるようになります。
別シートのセル参照を行う操作の解説
同一シート上で、A1セルに別セルのデータを表示したいときには、A1セルに「=」を入力してから、別セルをクリックして[Enter]キーを押す、という操作をする方が多いでしょう。
別シートのセルを参照する場合は、そこにシートを選択する操作が追加されるだけです。
(上記の例ではシート見出し「Sheet2」のクリックが該当します。)
キーボード操作に慣れているのならば、Sheet1のA1セルに「=Sheet2!A1」を、全部キーボードから入力してもOKです。
もちろん、他のシートを参照する場合でも、参照しているセルが空っぽの場合には「0」と表示されます。
これを回避したいのであれば、参照式を、以前ご紹介したようにIF関数を利用して、
=IF(Sheet2!A1="", "", Sheet2!A1)
=IF(ISBLANK(Sheet2!A1), "", Sheet2!A1)
といった計算式にしてください。
最終更新日時:2020-10-16 13:32
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