実務では、○○率とか××比といった数値がよく出てきます。そのためExcelのインストラクションをする中でこれらについてご質問いただくことも、しばしばあります。
「達成率を計算する関数は何ですか?」
というご質問はその代表的な質問の一つです。
「エクセル 達成率 関数」
といった検索がこのサイトで行われていることもあります。
まず、このような検索をしてしまう方に、知っておいていただきたいことがあります。
Excelで疑問が出て検索するときに、何でもかんでも
「関数」
というキーワードを含めて検索するのはやめたほうがいいということです。
「エクセル 達成率 関数」
という検索をした場合、基本的にはこの3つのキーワードが含まれているページがヒットします。
しかし、単純に達成率の計算をするだけなら、Excelで関数は使いません。
達成率の計算に関数は必要ないので、Excelで達成率を計算する方法を記述してあるページであっても、そのページに「関数」という語句が含まれていなければヒットしなくなってしまいます。
Excelの疑問が出た時に無自覚に「関数」という語句を入れて検索する癖は、早く治すことをおすすめします。
で、
達成率は、実績値を目標値で割り算すれば計算できます。
※F2:F5セルに実績値、G2:G5セルに目標値が入力されているときに、H2:H5セルに達成率を計算する例 H2セルに「=F2/G2」という数式を入力
↓
H2セルをパーセント書式を設定
↓
H2セルをH5セルまでコピー
一般的に達成率を表示したいというときは、パーセントにするでしょうからここではパーセント表示にするという前提でご紹介していますが、小数表示でよければそのままでもかまいません。
2003までのExcelなら[書式設定]ツールバー−[パーセントスタイル]ボタン、Excel 2007なら[ホーム]タブ−[数値]グループ−[パーセントスタイル]ボタンをクリックしたり、ショートカットキーや、[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブでパーセント表示にできます。
▼サンプルファイル(003240.xls 38KByte)ダウンロード
サンプルファイルの「達成率計算」シートはパーセント表示にしていない小数表示のままの例、「パーセント表示」シートはパーセント表示にした例を作成してありますのでご確認ください。
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