「エクセル ハイフン 入れる 関数」
「Excel 電話番号 -を入れる方法」
といった検索が、行われていることがあります。
「-」(ハイフン)の入っていない電話番号や郵便番号などのデータが存在しているときに、間にハイフンを入れる方法や関数を探している方による検索です。
このサイト・インストラクターのネタ帳では、SUBSTITUTE関数を使って電話番号からハイフンを抜く・外す・削除する方法をご紹介しています。その逆をやりたいということです。
「=MID(A2,1,3) & "-" & MID(A2,4,4) & "-" & MID(A2,8,4)」
という数式を入力する
MID関数は、元の文字列の指定された位置から、指定された文字列を取得する関数です。
元データが
「09012345678」
ですから
MID関数を使って「090」「1234」「5678」を取得して「-」でつなげばOKです。
MID関数の第1引数には、元の文字列を指定するので上記の例では、3つのMID関数いずれもA2を指定しています。
第2引数には、取得したい文字のスタートの位置を指定します。
第3引数には、取得したい文字数を指定します。
ですから
1つ目のMID関数は「MID(A2,1,3)」(1文字目から3文字)
2つ目のMID関数は「MID(A2,4,4)」(4文字目から4文字)
3つ目のMID関数は「MID(A2,8,4)」(8文字目から4文字)
とそれぞれ指定しています。
この
「MID(A2,1,3)」
「MID(A2,4,4)」
「MID(A2,8,4)」
の間に「-」を入れるために文字列連結演算子「&」でつないだのが
「=MID(A2,1,3) & "-" & MID(A2,4,4) & "-" & MID(A2,8,4)」
という数式です。
同じことをやるのに、LEFT関数とMID関数とRIGHT関数を使って
「=LEFT(A2,3) & "-" & MID(A2,4,4) & "-" & RIGHT(A2,4)」
という数式を使う方もいらっしゃるでしょう。
自分一人が関数の勉強をするためならば、たくさんの関数を使うのもいいでしょうけれど、他の人が読むことを考えた場合、無意味に使う関数を増やすことは可読性が落ちることにつながるので私は関数を一種類しか使わない
「=MID(A2,1,3) & "-" & MID(A2,4,4) & "-" & MID(A2,8,4)」
をおすすめしておきます。
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