動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1902 ビルド11328.20222)
TEXTJOIN関数でセル内改行を入れる方法をご紹介しました。
TEXTJOIN関数が使えるようになった2016年2月のアップデートでは、他にも便利な文字列を処理する関数がリリースされています。
文字列を結合するCONCAT関数です。
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CONCAT関数で文字列を結合するサンプル
CONCAT関数では以下のような引数で、文字列結合できます。
操作方法:文字列を結合する
※A1セルとB2セルに入力されている文字列を結合してC1セルに表示させる例
C1セルに
=CONCAT(A1:B1)
と入力する
※A1セルとB2セルに入力されている文字列を結合してC1セルに表示させる例
C1セルに
=CONCAT(A1:B1)
と入力する
以前から存在するCONCATENATE関数の場合、引数をSUM関数のようには指定できません。
これに対して新しいCONCAT関数では、上記のような範囲指定ができるため、CONCATNATE関数よりも便利です。
Excel 2019や、Office 365版Excelをお使いの方は、ご確認ください。
新しい関数をもっと教えてくれてもいいのでは
最近のExcelは関数が増えています。
その中には、昔から似たような関数があったけれども、明らかに使いやすい新しいものがあります。
CONCAT関数は、その代表ともいえます。
このように似た関数がある場合に手入力を開始すると、下図のようにアイコンで他に似た関数があることを一応教えてくれます。
これはこれでありがたいのですが、プログラミング言語PythonからExcelファイルを操作するのに便利なパッケージOpenPyXLのDeprecationWarningを知ると、Excelでも、もっと積極的にメッセージを表示してもイイのではないかという気がします。
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