文字列長を調べるLEN関数と、左から指定された長さの文字を取得するLEFT関数を使った、右から(後から・末尾から)文字を削除する方法をご紹介しました。
この手の文字列操作は、いろいろな実装方法が考えられます。
その他の方法をご紹介しておきましょう。
SUBSTITUTE関数とRIGHT関数を使った方法です。
※A1セルの文字列の右側7文字を削除してB1セルに表示する例
B1セルに
「=SUBSTITUTE(A1,RIGHT(A1,7),"")」
という数式を入力する
SUBSTITUTE関数は、
指定された文字を別の文字に置き換えてくれる関数で、
第1引数に元の文字列
第2引数に置換したい元の文字
第3引数に置換後の新しい文字
をそれぞれ指定します。
RIGHT関数は、
文字列の右側から指定された文字を取得する関数で、
第1引数に元の文字列
第2引数に取得する文字数
をそれぞれ指定します。
「=SUBSTITUTE(A1,RIGHT(A1,7),"")」
という数式は、SUBSTITUTE関数の第2引数が「RIGHT(A1,7)」ですからA1セルに入力されている文字列の右から7文字を、第3引数に指定された「""」(空白文字列)に置換しなさいという意味になります。すなわち、右から7文字が削除されるというわけです。
▼サンプルファイル(003652.xls 22KByte)ダウンロード
サンプルファイルのB1:B4セルに上記の例、B6:B9セルには先日ご紹介した例を入力してありますので、どうぞご確認ください。
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