「find で見つからない時の処理」
「excel find 見つからないとき エラー 回避」
「excel find関数 見つからない場合」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。
ExcelのFIND関数では、1つ目の引数に指定された文字列が見つからなかった場合、#VALUE!エラーが発生します。
その対処方法を探していた方による検索でしょう。
FIND関数は文字列を探して何文字目かを返す
ExcelのFIND関数は、第1引数に指定された文字列を、第2引数に指定されたデータから探して、何文字目にあるかを返す関数です。
例えばA1セルに「新宿区戸山」と入力されているときに、B1セルに
=FIND("区",A1)
と入力すると、「区」が何文字目にあるかを探した結果「3」が、下図のように表示されます。
FIND関数で見つからない場合は#VALUE!エラーに
このときに、FIND関数の第2引数に指定されている文字列に「区」がないデータになると、下図のように#VALUE!エラーになります。
「find で見つからない時の処理」
「excel find 見つからないとき エラー 回避」
「excel find関数 見つからない場合」
と検索なさった方は、このエラーが発生しないようにしたかったのだろうと、私は推測しています。
FIND関数で文字列が見つからない場合にエラーにならないように
最近のExcelであれば、IFERROR関数を組み合わせることでエラー表示を回避できます。
※A1セルのデータから文字列をFIND関数で探しエラーが発生しない数式をB1セルに入力する例
B1セルに数式
=IFERROR(FIND("区",A1),"見つかりません")
を入力する
IFERROR関数の第1引数に、先ほどのFIND関数を指定し、
=IFERROR(FIND("区",A1),"見つかりません")
第2引数にはエラー時に表示したい文字列を指定しています。
=IFERROR(FIND("区",A1),"見つかりません")
IF関数とISERROR関数を使う場合
上述のとおりIFERROR関数を使えばいいと思いますが、古くから使いまわしているワークシートの場合、IF関数とISERROR関数を組み合わせた数式を見かけることがあるかもしれません。
IFとISERRORを組み合わせる場合は、以下のような数式です。
=IF(ISERROR(FIND("区",A1)),"見つかりません",FIND("区",A1))
IFERROR関数に慣れてしまうと読み辛いですねぇ。
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