「エクセル CODE関数 あ 9250 とは」
という検索が行われていました。
CODE関数とは
CODE関数とは、引数に指定された文字列のうち、先頭文字の文字コード番号・コードポイントを返す関数です。
例えばB1セルに「=CODE(A1)」という数式を入力しておいて、
A1セルに
「A」を入力するとASCIIコード「65」
「a」を入力するとASCIIコード「97」
がB1セルに表示されます。
このときA1セルに、「あ」を入力するとB1セルには「9250」と表示されます。
冒頭の検索は、この「9250」という数値がどういうコードなのかを調べている方によるものでしょう。
CODE関数に2バイト文字を指定すると10進数のJISコードが返される
CODE関数に2バイト文字を指定したときは、以下のような動きをします。JISコードを10進数で返す
文字コード表を探して「あ」のJISコードを調べると、「2422」という値であることがわかります。
この「2422」は16進数の値で、同じ値を10進で表記すると「9250」となります。
B1セルに
=CODE(A1)
という数式を入力しておいてA1セルに「あ」を入力するとB1セルに表示された「9250」は、これです。
試しに、16進数を10進数にするExcelのワークシート関数・HEX2DECの引数に、「2422」を指定すると「9250」という値が返されます。
また、先のB1セルの数式「=CODE(A1)」を
=DEC2HEX(CODE(A1))
と変更してA1セルに「あ」を入力するとB1セルには16進のJISコード「2422」が表示されます。
最終更新日時:2019-09-05 13:52
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