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Excelで小数点以下の桁数を取得する-LEN・FIND関数

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2412(ビルド18305.20000クイック実行)ベータチャネル

「excel 小数点以下 桁数 抽出」
「エクセル 小数点以下の桁数を取得」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。

小数部のある数値がセルに入力されているときに、小数点以下が何桁あるのか(何文字あるのか)を取得するにはどのような式にすればいいのかを調べていらしたのでしょう。

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小数点以下の桁数を取得する数式

文字列の長さを取得するLEN関数と、指定した文字の位置を取得するFIND関数を組み合わせれば、小数点以下の文字数(桁数)を取得できます。

▼操作概要:小数点以下の桁数・文字数を取得する
※A1セルに小数を含む数値が入力されているときに小数部の文字数をB1セルに取得する例
B1セルに
  =LEN(A1)-FIND(".", A1)
と入力する

A1セルに「0.12」と入力されているときに、B1セルには「2」が表示され、

A1セルに「54.321」と入力されているときには、「3」が表示されます。

小数点以下の桁数を取得する数式の意味

LEN関数

LEN関数は文字列の長さを返す関数です。
例えば、

=LEN("0.12")

は、
  0 点 1 2
の4文字ですから「4」が返されます。

=LEN("54.321")

の場合は、
  5 4 点 3 2 1
の6文字ですから「6」が返されます。

FIND関数

またFIND関数は、第1引数に指定した文字が、第2引数に指定した文字列の何文字目にあるかを返してくれます。

=FIND(".", "0.12")

は2文字目に「.」がありますから「2」が返されます。

=FIND(".", "54.321")

ならば「.」は3文字目ですから「3」が返されます。

LEN関数の結果からFIND関数の結果を引き算

先ほどのLEN関数で得られた全体の文字数から、小数点までの文字数を引き算すれば、(小数点を含まない)小数点以下・小数部分の桁数が求められます。

A1セルが「0.12」のときに、

=LEN(A1)-FIND(".", A1)

は、

=LEN("0.12")-FIND(".", "0.12")

ですから、
  =4-2
で結果は「2」です。

A1セルが「54.321」のときに、

=LEN(A1)-FIND(".", A1)

=LEN("54.321")-FIND(".", "54.321")

ですから、
  =6-3
で、「3」が返されます。

最終更新日時:2024-11-18 16:26

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