「エクセル 小数点以下のみ抽出」
「エクセル 小数点以下 抽出 関数」
「エクセル 小数点以下の数字を取り出す」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。
小数部分のある数値から、小数点以下のみを取得するにはどうすればいいのかを調べていた方による検索でしょう。
小数部の数値を取得するのなら
例えば「123.4567」といった数値から、小数部分の数値「0.4567」を取得するなら、元の数値からTRUNC関数などを使って取得できる整数部を引き算すればOKです。
「エクセル 小数点以下のみ抽出」
「エクセル 小数点以下 抽出 関数」
「エクセル 小数点以下の数字を取り出す」
と検索なさった方は、数値「0.4567」ではなく、数字(文字列)としての「4567」を取得する方法を調べていらしたように、私は想像しています。
小数点以下の数字を取得する数式
右から文字列を取得するRIGHT関数、指定した文字の位置を取得するFIND関数、文字列の長さを取得するLEN関数を組み合わせる方法で、小数点以下の数字を取得できます。
※A1セルに小数を含む数値が入力されているときに小数部の数字をB1セルに取得する例
B1セルに
=RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(".", A1))
と入力する
小数点以下の数字を取得する数式の意味
RIGHT関数は、第1引数に指定されたデータから、第2引数に指定された文字数の文字列を取得する関数です。
=RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(".", A1))
は、第1引数に元データの入力されているA1セル、
=RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(".", A1))
第2引数には「LEN(A1)-FIND(".", A1)」が指定されています。
=RIGHT(A1, LEN(A1)-FIND(".", A1))
第2引数の「LEN(A1)-FIND(".", A1)」は、ご紹介済みの小数点以下の桁数(文字数)を取得する数式です。
RIGHT関数の第1引数にA1が指定されているときに、小数点以下の文字数を取得する数式「LEN(A1)-FIND(".", A1)」を第2引数に指定することで、A1セルの小数点以下の文字列が取得できます。
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