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REPLACE関数で空白・スペースを挿入する

対象:Excel2003, Excel2007, Excel2010, Excel2013

MID関数や、LEFT関数とRIGHT関数を使って、文字列の途中に空白・スペースを挿入する数式をご紹介しました。

他にも空白・スペースを挿入する方法がありますのでご紹介しておきます。

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REPLACE関数を使って、空白・スペースを挿入することができます。
▼操作方法:文字列の途中に空白・スペースを挿入する
※A1セルの文字列の3文字目にスペースを挿入する例
「=REPLACE(A1, 3, 0, " ")」
という数式を入力する

VBA(Visual Basic for Applications)で、Replace関数を使った経験のある方は、上記の数式を見たときに、不思議な印象を受けるかもしれません。

VBAのReplace関数は、ある文字を別の文字に置き換える(Replaceする)関数です。

ワークシート関数のREPLACE関数は、VBAのReplace関数とは異なり、元の文字列の、指定した位置にある文字を別の文字に置き換える関数です。(なお、VBAのReplace関数に近いワークシート関数は、SUBSTITUTE関数です。)

REPLACE関数では、第1引数に元の文字列、第2引数に何文字目から置き換えるのか、第3引数に何文字置き換えるのか、第4引数にどのような文字に置き換えるのかを指定します。

「=REPLACE(A1, 3, 0, " ")」
は、A1セルの文字列の、3文字目から、0文字を、「 」(全角スペース)に置き換えるという意味です。

3文字目から0文字を置き換えるという指定になっているので、実際には置換ではなく「 」が挿入されるという動きをします。

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