LEFT関数とLEN関数を使って文字列の右から(後ろから・末尾から)n文字削除する方法をご紹介しました。
このネタをご覧になった方が疑問を感じたのでしょうか
「エクセル 左からn文字削除」
という検索が行われていました。
文字列の左側から(前から・先頭から)n文字削除する場合、MID関数とLEN関数を使います。
※A1セルに入力されている文字列の左側7文字を削除した文字列をB1セルに表示する例
B1セルに
「=MID(A1,8,LEN(A1))」
という数式を入力する
MID関数は、文字列の任意の位置から指定された文字数の文字を返してくれる関数です。
第1引数に元の文字列
第2引数に何文字目から取得するのか
第3引数に何文字取得するのか
を指定します。
今回の例の場合、元の文字列がA1セルに入っているので第1引数に「A1」、左の7文字を削除したいということは8文字目以降が欲しいということなので第2引数に「8」、何文字取得するかですが元の文字列と同じ長さだけ取得しておけば問題ないので「LEN(A1)」としています。
厳密には第3引数は「LEN(A1)-7」なのでしょうけれど、入れても入れなくて結果としては同じ「-7」を追加すると、可読性・保守性が悪くなるので「LEN(A1)」で充分じゃないかと思います。
▼サンプルファイル(003643.xls 24KByte)ダウンロード
サンプルファイルの「左からn文字削除」シートに上記の例が作成してありますので、ご確認ください。
このサイトではMID関数やLEN関数を使った以下のようなネタもご紹介しております。よろしければ合わせてご参照ください。
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