「日付をテキストデータに変換したいのですが・・・?」
「日付データを文字列データに変換するにはどうしたらいいのでしょうか?」
といったご質問をいただくことがあります。
Excelでは日時のデータを1900年1月1日を「1」として、1日経過するごとに1加算されるシリアル値(数値)として保持しています。
その数値としての日付データを、テキスト・文字列にしたいという要望です。
※C2:C26セルに日付データが入力されているときに、D2:D26セルにyyyymmdd形式のテキストデータを表示後、C2:C26セルのデータを上書きする例 D2セルに「=TEXT(C2,"yyyymmdd")」という数式を入力
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D2セルをD26セルまでコピー
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D2:D26セルをコピー
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C2セルを選択して右クリック
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表示されたショートカットメニューから[形式を選択して貼り付け]を選択
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[形式を選択して貼り付け]ダイアログ
−[貼り付け]欄−[値]オプションをOnに
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[形式を選択して貼り付け]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
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D列を削除
ポイントはTEXT関数です。
日付データから年・月・日の数値を取り出そうと、LEFT関数とかRIGHT関数とかMID関数を使おうとする方が少なくありませんが、TEXT関数です。
ここではC2:C26セルに入力されている日付データそのものをテキストデータにするために、D2:D26セルをコピーしてC2セルに値を貼り付けていますが、元の日付データも残っていていいのならD2セルに「=TEXT(C2,"yyyymmdd")」という数式を入力してD26セルまでコピーしたところでやめてしまってOKです。
yyyymmddとは違う形式のテキストデータにしたいのであればTEXT関数の第2引数を変更してください。TEXT関数の第2引数にはユーザー定義書式を行う際に利用する書式記号が使えます。
今回は、日付データ → 文字列・テキストデータについてご紹介しましたが、逆の、文字列・テキストデータ → 日付データも既にご紹介していますので、よろしければ合わせてご参照ください。
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