「いや〜、すごく面白かったよ」
1月28日の感想を聞かれたときの、私の第一声です。
今まで参加させていただいたAMNブロガーミーティングの中で、私にとって一番面白かったです。
ペーパーライセンスながらファイナンシャルプランナーでもあることや、岩瀬さんの著書「ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて」を読んでどんな人なんだろうという興味から、1月28日に開催されたAMNブロガーミーティング「生命保険、保険料の秘密公開」に参加させていただきました。
今回のブロガーミーティングは、前半出口治郎社長のプレゼン、後半岩瀬大輔副社長と参加者との対話というスタイル。
出口さんはもともと生保にいらした方ということなので、硬そうなおじさんのイメージを勝手に持っていましたが、まるで違いました。マイルドな関西弁でオブラートにつつみながら、生命保険の裏側を非常に熱く面白くお話しいただきました。
ブロガーミーティング全体の様子は、うろぐさんが詳細にレポートされています。また出口さんのお話しは、著書の超ダイジェスト版といった内容なので、興味のある方は「生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと」を読んでみるといいと思います。
後半は、参加者からの質問に岩瀬さんが答えていくというスタイルで、いろんな質問にガンガンお答えいただきました。
「ハーバードMBA最優等ってダテじゃないなあ」
「こんなに頭のいい人を目の前にしたのは久し振りだなあ」
というのがホント正直な感想です。
ただマイナスに感じたのは、こんなに頭のいい人だから、出口さんの言葉を通訳する役割を果たせてないのかも、ということです。
通常、経験のある人と経験のない人がチームを組んだ場合、経験のない人には経験者の思考・言葉を、一般の人向けに翻訳する役目が期待されると思います。
しかし岩瀬さんの場合、出口さんの思考はすぐに理解できてしまうため、それを一般の人向けに翻訳する必要性を感じられないんじゃないのかと、私には思えました。
そのことを私が一番感じるのは、ライフネット生命さんでは、いわゆる「生命保険」を「死亡保険」と表現していることです。
もちろん保険業界の言葉としては「死亡保険」でいいのでしょうけれど、保険のことをあまり考えたことのない人に、保険のことを考えてもらおうとした場合、一般の人の言葉で語るほうが伝わりやすかったんじゃないかと、私には思えます。
これに類似することが、現在のライフネット生命さんのサイトからは、いろいろと感じられるのです。。
ともあれ、既存大手生保が販売している、貯蓄性・運用性を持たせたような保険商品に私は疑問を感じており、手数料を開示したライフネット生命さんの姿勢には大いに共感するので、是非がんばっていただきたいです。
たぶん今年の誕生日までにはライフネット生命さんにはお世話になると思うので、その契約までの過程は是非どこかでレポートしたいと思ってます。
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