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スパムメールの送信先−Webサイトからの収集

インターネット関連のIT講習講師を担当させていただくと、
「どうして迷惑メールが来るようになったのでしょうか?」
「スパムメールの送信先はどうやってみつけているのでしょう?」
といったご質問をいただくことがあります。

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スパムメールは、
「プッシュ型マーケティングの暗黒面の申し子」
(Peter Morville 著「アンビエント・ファインダビリティ」P128)
なわけですが、何故自分のメールアドレスにスパムメールが送りつけられるようになったのか?どうして自分のメールアドレスがスパム業者に知られたのかというご質問です。

スパム送信先のアドレスは、大きく分類すれば、収集する場合と作り上げる場合とがあります。

収集する方法はいろいろあるでしょうが、今はWebから機械的に収集しているケースが多いはずです。

出会い系サイトの掲示板などにメールアドレスを書き込んでしまうと、スパムメールが来るようになるという認識を持っている方は少なくないようですが、そういった特定のサイトでなくてもメールアドレスをWeb上に公開した場合、スパムメールが来るようになると考えるべきです。

最近では、ブログから機械的に収集されていると考えるべきです。

例えば友人のブログにコメントをつける場合、使い捨てのメールアドレスではなく自分の最重要のメールアドレスをつい書き込んでしまいがちです。書き込んだメールアドレスが管理者以外に公開されないブログならばいいのですが、公開されているブログならば確実にスパムメールが送られてくるようになると考えるべきです。


ちなみにこのサイトでは、誰にも知らせていないメールアドレスを先日一つ公開しました。

その結果、約1週間でそのアドレス宛に、
ayumi
noriko
eri
なんていう送信者名のyahoo.caドメインのアドレスから、スパムメールがバンバン来るようになりました。


たとえ友人のブログであっても、メールアドレスの書き込み・公開は慎重に。

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