そのGoogleで検索をするときに複数の単語を組み合わせるのは、パソコン初心者の方でもすぐに習得されるんですけれど、「〜を含まない」「〜を除く」という(SQLで言うところの「NOT LIKE」)検索は、かなりパソコンに慣れた方でもあまりお使いになってらっしゃらない印象があります。
Googleの中では「マイナス検索」と称して、夏季オリンピックについての情報を集めるために、「冬季」を排除する方法が紹介されています。
会社などでありがちなケースとしては、ホテル情報を集めるときにいわゆるラブホテルを排除するために、「ホテル -ブティック」と入力して検索することがあげられます。
このマイナス検索を利用して、検索結果からPDFファイルを除外することもできます。
PDFファイルの中身もGoogleが検索してくれるのは勿論ありがたいことなのですが、サクッとブラウザに表示されるのを期待して検索結果のリンクをクリックしたのに、Adobe Reader(Acrobat Reader)が起動しはじめて、「あ〜失敗した」という思いをした方は少なくないと思うのです。
(「PDF」という文字列を含むファイルを検索対象から除外する例)
検索したい文字列の後にスペースを空け、「-pdf」を入力
↓
[Google検索]ボタンをクリック
※「-」(ハイフン)は半角で入力してください。
厳密なことを言えば、「pdf」という文字列が含まれているファイルが除外されるので、PDFファイルではないHTMLファイルも排除されてしまうわけですが、実際上「pdf」という文字列を含んだHTMLファイルでは、本当に必要な情報はPDFファイル側にあって、HTMLファイルはそのリンクだけということが多いでしょうから、HTMLファイルの検索結果だけをサクサク見たいときには、まあまあ使える方法じゃないかと思っています。
因みに、PDFファイルだけを検索したいときには、検索キーワードに 「filetype:pdf」を追加します。
で、 厳密にPDFファイルを検索対象から除外するには、「filetype」という指定と、先ほどのマイナス検索を組み合わせ、検索キーワードに「-filetype:pdf」を追加します。
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