[Alt]キー+[スペース]キーを使って、システムメニューを表示させ、アクセスキーを使ってウィンドウを最小化したり、移動させたりする方法をご紹介しました。
この[Alt]+[スペース]キーでウィンドウのシステムメニューが表示できることを知った、中・上級者の方から、
「子ウィンドウのシステムメニューを表示させるショートカットキーは何でしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
Windowsのアプリケーションソフトには、
SDI(Single Document Interface)
と
MDI(Multiple Document Interface)
の2つのタイプがあります。
MDI型の代表的なソフトExcelを起動すると、Excelのウィンドウの中に開かれているファイルのウィンドウが表示されます。
Excelウィンドウのタイトルバーの左端には、Excelのアイコンが表示され、このアイコン部分をクリックするとシステムメニューのコマンドとして[元のサイズに戻す][移動][サイズ変更][最小化][最大化][閉じる]が表示されます。
この親ウィンドウのシステムメニューを表示させるショートカットキーが、[Alt]+[スペース]です。
一方子ウィンドウが最大化されている場合、メニューバーの左端にもExcelのアイコンが表示されます。
この部分が子ウィンドウのシステムメニューで、クリックすると親ウィンドウのシステムメニューと同様に[元のサイズに戻す][移動][サイズ変更][最小化][最大化][閉じる]というコマンドが表示されます。
この子ウィンドウのシステムメニューを表示させるショートカットキーは何かというご質問なわけです。[Alt]キー+[-](ハイフン)キーを押す
親ウィンドウのシステムメニューに比べ、子ウィンドウのシステムメニューの使用頻度は低いと思いますが、[Alt]+[-]キーで子ウィンドウのシステムメニューを表示させることができます。
但し、以前ご紹介したようにMS-Officeは2000以降のバージョンで妙な似非SDI化をしている関係で、子ウィンドウの状態によっては[Alt]+[-]キーを押しているのに親ウィンドウのシステムメニューが表示されてしまうこともあります。
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