Home » Windows(ウィンドウズ)の使い方 » ダイアログのサイズを変更する

対象:Windows全般

コマンドを実行するための細かい設定をするウィンドウを、ダイアログボックスと呼びます。(このサイトでは基本的に「ダイアログ」という表記を使っています)

このページをIE(Internet Explorer)でご覧になっているのであれば、メニュー[ツール]−[インターネットオプション]をクリックすると、[インターネットオプション]という名称のダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックスについて、
何かのソフトで[名前を付けて保存]ダイアログを、ドラッグしてサイズ変更できたような気がするのですが、IEの[名前を付けて保存]ダイアログではサイズを変えられません。サイズ変更ができたのは記憶違いなんでしょうか?
というご質問をいただいたことがあります。

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大きさを変えられるダイアログと、変えられないダイアログとがあるのです。
▼操作方法:ダイアログの大きさを変更する
右下に斜線が表示されているダイアログの境界線上にマウスポインタを移動しドラッグする

右下に斜線(p ← こんなの)の表示されているダイアログの場合、通常のウィンドウと同じ操作で、サイズを変更することができるのです。

一番わかりやすい例は、Office XPやOffice 2003の、[名前を付けて保存]ダイアログです。メニュー[ファイル]−[名前を付けて保存]をクリックして表示される[名前を付けて保存]ダイアログの右下には斜線が表示されていてサイズが変更できます。

同じ[名前を付けて保存]ダイアログでも、例えばIEの[名前を付けて保存]ダイアログの場合、右下に斜線は表示されておらずサイズは変更できません。また同じOfficeであってもバージョンが2000までの場合、[名前を付けて保存]ダイアログの右下に斜線はなくサイズ変更はできません。

ここで重要なことは、同じ動きをするものは実は同じような外観をしていることが少なくない、ということです。

Office XP・Office 2003の[ファイルを開く]ダイアログはサイズ変更できるので、右下に斜線が表示されています。Office 2000以前の[ファイルを開く]ダイアログはサイズ変更できないので斜線は表示されていません。

更にはダイアログボックスだけではなく、IEでステータスバーを表示させて最大化されていな状態にしていただくと、実は右下に斜線が表示されているのです。

Office製品もステータスバーを表示させて最大化されていない状態にすると、右下に斜線が表示されます。

以前「オートコンプリートプルダウンの大きさを変更する」というIEのネタをご紹介しましたが、オートコンプリート機能のプルダウン部分の右下にもしっかり斜線が表示されています。

残念ながら全てのソフトがこのルールで作られているわけではなさそうですが、この仕様になっているもの、少なくはありません。

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