対象:Excel
Wordで開いているファイルをすべて保存する方法を紹介しましたが、Excelで同じようなことができないのか、とのご質問を受けました。
Excelの場合は、[Shift]キーを押しながらメニュー[ファイル]をクリックしても[すべて保存]コマンドは表示されません。
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WordとExcelって、同じOffice仲間なので多くの場合似たような仕様になっているのに、ところどころ微妙に仕様が違うところが、混乱の元になると思っています。
▼操作方法 : 開いているファイルをすべて保存して閉じる
複数のファイルが開かれ保存されていない状態で、
[Shift]キーを押しながら、メニュー[ファイル]−[すべて閉じる]をクリック
↓
「xxxへの変更を保存しますか?」メッセージ−[すべて変更]ボタンをクリック
「xxxへの変更を保存しますか?」メッセージでは、一番上になっているファイル名だけが表示されますが、[すべて変更]ボタンを押すことによってすべてのファイルが保存され、閉じられます。複数のファイルが開かれ保存されていない状態で、
[Shift]キーを押しながら、メニュー[ファイル]−[すべて閉じる]をクリック
↓
「xxxへの変更を保存しますか?」メッセージ−[すべて変更]ボタンをクリック
[はい][いいえ]をクリックすれば、ファイルごとに保存するかどうか確認メッセージが表示されるようになり、[キャンセル]をクリックすれば、[すべて閉じる]をキャンセルします。
Wordの[すべて保存]コマンドと比べると、どうもスマートさに欠ける印象が否めませんが、Excelですべて保存をするにはこの方法です。
ここでは、[Shift]キー+メニュー[ファイル]つながりで、[すべて変更]コマンドを使う方法をご紹介しましたが、同じ条件で、メニュー[ファイル]−[終了]をクリックしたり、Excelウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックするなどしてExcelを終了させようとしても、同じ「xxxへの変更を保存しますか?」確認メッセージが表示され、[すべて変更]ボタンをクリックすればすべてのファイルが保存されて閉じられます。
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