「concatenate関数 日付」
「エクセル concatenate 日付」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。
CONCATENATE関数を使って、日付と文字列を連結するにはどうすればいいのかを探していらしたのでしょう。
日付データと文字列を連結すると
まずは日付データと文字列をそのまま連結すると、どうなるかを確認しましょう。
A1セルに文字列「今日は、」
A2セルに日付データ「2019/9/2」
A3セルに文字列「です。」を入力して、
A4セルに
=CONCATENATE(A1, A2, A3)
と数式を入力してください。
A4セルには
今日は、43710です。
と表示されてしまいます。
「2019/9/2」という日付データの実体は「43710」という数値で、CONCATENATE関数の引数に日付データを指定すると、この本来の値が表示されてしまいます。
「concatenate関数 日付」
「エクセル concatenate 日付」
と検索なさった方は、これを
今日は、2019/9/2です。
のように表示させる方法を探していらしたのでしょう。
CONCATENATE関数で日付と文字列を連結する
以下のようにTEXT関数を組み合わせれば、日付として表示されます。
※A1セルとA3セルに文字列、A2セルに日付データが入力されているときに日付データを2019/9/2のように表示させる例 A4セルに
=CONCATENATE(A1, TEXT(A2, "yyyy/m/d"), A3)
と入力する
TEXT関数を使うと、日付データや数値に表示形式を設定した文字列を取得できます。
上述の条件で
=CONCATENATE(A1, TEXT(A2, "yyyy年m月d日"), A3)
とすれば、
今日は、2019年9月2日です。
と表示させることも可能です。
CONCAT関数でも同じ
上記の挙動は、CONCATENATE関数だけに限定されません。
文字列連結演算子「&」でも、最近のバージョンで使えるCONCATENATE関数よりも便利なCONCAT関数でも同じです。
最終更新日時:2019-09-03 12:55
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