「年齢の早見表を作成したいのですが...?」
「年齢早見表を作成するにはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
年齢計算をするDATEDIF関数を利用すれば、年齢早見表の作成も簡単です。
西暦・和暦の対応表・早見表の作成方法、それを元にした干支早見表の作成方法をご紹介しましたが、そこに年齢を表示させてみます。
※A1セルに年齢を調べたい西暦年
A3:A203セルに1900年から2100年
B3:B203セルに1900年から2100年に対応する和暦年
C3:C203セルに干支
が入力されているワークシートの
D3:D203セルに年齢を表示する例 D3セルに
「=DATEDIF(DATE(A3,1,1),DATE($A$1,1,1),"Y")」
という計算式を入力
↓
D3セル右下の■(フィルハンドル)の上にマウスポインタを移動し
[+]の状態になったらダブルクリック
年齢を計算するためには、何年時点の年齢を調べるのかということを指示する必要があります。そのため上記の例ではA1セルに調べたい西暦年を入力するようにしています。
年齢計算は以前ご紹介したとおりDATEDIFF関数で、第3引数に「"Y"」を指定すればOKです。
A1セル、A3:A203セルとも単純な数値が入力されているだけなので、日付にするためDATE関数を利用して、各年の1月1日にしています。
また第2引数は、オートフィルで下方向にコピーすることを考慮して、絶対参照にしています。
▼サンプルファイル(002364.xls 47KByte)ダウンロード
上記操作のままでは、A1セルに指定されている年よりも未来の年の場合にエラーが発生してしまいます。
サンプルファイルのE3:E203セルにはエラー表示を回避するために、
「=IF(ISERROR(DATEDIF(DATE(A3,1,1),DATE($A$1,1,1),"Y")),"",DATEDIF(DATE(A3,1,1),DATE($A$1,1,1),"Y"))」
といった計算式を入力してあります。
なお年齢計算は、我々の一般的な感覚では誕生日に年齢が一つ加算されますが、法律上は年齢の前日に加算されますので、公的な書類を出すような際に、この年齢早見表を利用する場合、1月1日生まれの人については注意をしてください。
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