「TODAY関数とNOW関数の違いは何でしょうか?」
「TODAY関数とNOW関数は何が違うのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
例えば、
「m"月"d"日"」
というような表示形式が設定されているセルに、TODAY関数とNOW関数をそれぞれ挿入した場合、2007年6月27日にそのファイルを開けば
「6月27日」
という表示になります。
挿入されている関数が、TODAY関数でも、NOW関数でも同じ「6月27日」という結果になります。
このような状態をご覧になったから、先のようなご質問をいただくことがあるのです。
英単語のTODAYとNOWの意味を考えてみれば、そのとおりの違いがTODAY関数とNOW関数にはあります。
現在の日付を表すシリアル値を返す ▼NOW関数
現在の日付と時刻を表すシリアル値を返す
先の
「m"月"d"日"」
という表示形式の場合、TODAY関数とNOW関数に違いがわからなくなってしまいますが、
「m"月"d"日" h"時"m"分"」
といった表示形式で時刻まで表示するような場合、結果は異なってきます。
NOW関数ならば、
「6月27日 0時29分」
のように時刻の部分はファイルを開いた時刻が表示されますが、
TODAY関数では
「6月27日 0時0分」
と時刻は必ず「0時0分」になります。
ですから、結果に時刻は不要で日付だけが必要ならば、TODAY関数でもNOW関数でもどちらを使ってもOKで、時刻まで必要な場合はNOW関数を利用する必要があるわけです。
▼サンプルファイル(002679.xls 24KByte)ダウンロード
(サンプルファイルでは以前ご紹介した表示形式をセル上に表示するユーザー定義関数を使用していますので、マクロを有効にして開いてください。)
サンプルファイルのA2・C2セルには、表示形式が標準の状態でTODAY関数・NOW関数をそれぞれ挿入してあります。この場合表示形式はTODAY関数が挿入されると「yyyy/m/d」となり、NOW関数の場合は「yyyy/m/d h:mm」となります。
A4:A8セル・C4:C8セルにはTODAY関数・NOW関数を挿入し、様々な表示形式を設定してあります。それぞれどのような表示結果となるかご確認ください。
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