「エクセル 月末までの日数 関数」
といった検索が行われていることがあります。
月末までの日数が何日あるのかを調べる方法を探している方の検索です。
Excelでは引き算をすれば日数を計算できます。
※A2セルに月末までの日数を調べたい日付を入力しB2セルに月末までの日数を表示する例
B2セルに
「=DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,0)-A2」
という数式を入力
↓
B2セルの書式を数値などにする
「DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,0)」でA2セルに入力した日と同じ月の月末の日付が取得できます。
ポイントはDATE関数の第2引数「MONTH(A2)+1」と第3引数「0」です。
第2引数の「MONTH(A2)+1」は、A2セルに入力された日付から月だけを取り出して「1」を加算していますから、A2セルに入力された日の翌月になります。
ここでもし第3引数に「1」を指定して
「DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,1)」
としておけばA2セルに入力された日付の翌月の1日が取得できます。
第3引数に「0」を指定すると、翌月の1日の1日前ということですから、結局同じ月の月末の日付が取得できることになります。
DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,0)で、A2セルに入力された日の月末の日付がわかりましたから、そこからA2セルを引き算すれば月末までの日数が取得できるわけです。
もう一つのポイントは、B2セルの書式を設定することです。
上記の数式をB2セルに入力しただけだと、「1900/1/16」といった表示になってしまうはずです。
日付書式が自動的に設定されてしまうためです。
「1900/1/16」のような表示になってしまったら、[セルの書式]ダイアログ−[表示形式]タブ−[分類]欄で「数値」を指定したり、[Ctrl]+[Shift]+[!]キーを押すなどして、数値書式を設定してください。
▼サンプルファイル(003570.xls 26KByte)ダウンロード
サンプルファイルには上記の例が作成してありますのでご確認ください。
なお実務上はめったにないケースだと思いますが、Excelは1900年の2月については実在しない1900年2月29日が存在している仕様になっていますから、もし1900年の2月についても月末までの日付を正しく計算したい場合は、IF関数を入れるなどしてしてください。
- Newer:Windows 7付属の付箋紙ソフト
- Older:連絡網の無料テンプレートをダウンロード
Home » Excel(エクセル)の関数・数式の使い方 » 日付の処理・計算 » 月末までの日数を取得する関数は?−DATE・YEAR・MONTH関数