このサイトの検索ログを眺めていて
「DATEDIFF関数 エクセル」
といった検索をしている方がいらっしゃるのに気付きました。
なんとも微妙な検索です。
この方は本当に、
「DATEDIFF関数」
を検索していたのでしょうか。
本当は、
「DATEDIF関数」
を検索したかったのではないでしょうか。
DATEDIFF
DATEDIF
違いは最後の「F」です。
「F」が1つだけなのか、2つなのかです。
VBA(Visual Basic for Applications)の関数なら
「F」が2つの「DateDiff」ですが、
Excelのワークシート上で使う関数なら
「F」が1つの「DATEDIFF」なのです。
Excelでマクロを組み始めたようなレベルの方から
「VBAの関数とワークシート上で使える関数はなぜ違うのですか?」
というご質問をいただくことがよくありますが、
VBA関数のDateDiff関数と
ワークシート関数のDATEDIF関数とは
そのまぎらわしい例の一つです。
同じExcel上で動作する、VBA関数とワークシート関数を見ているとなぜこんなことになっているのかわかりにくいと思いますが、純粋な表計算ソフトとしてのExcelと、VBAとは別個の進化を遂げてきたものの、途中で融合されたため同じような計算を行う関数が別個の名前だったりします。
VBAで2つの日付の間隔を調べたいのなら
「DateDiff」
でOKですが、
Excelで2つの日付の間隔を調べたいのなら
「DATEDIF」
で検索してください。
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