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スケジュール表を作成する−DATE関数

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003

Excelを使って
「スケジュール表を作成したい」
「出勤簿を作りたい」
「勤務時間計算表を作成したい」
という要望をいただくことは少なくありません。

その際にまず必要なのは、年と月を入力したら日付・曜日が自動的に更新されることでしょう。

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以下のような手順でシートを作成すれば、A1セル・A2セルの値を変更すると、A5:A35セルの表示が自動的に更新されるようになります。

▼操作概要:スケジュール表の日付欄を作成する
(A1セルに「年」、A2セルに「月」を入力すると、A5:A35の「日付」欄が自動更新される例)

A5セルに「=DATE(A1,A2,1)」という計算式を入力
 ↓
A5セルに「m"月"d"日"(aaa)」というユーザー定義書式を設定
 ↓
A6セルに「=A5+1」という計算式を入力
 ↓
A6セルをA35セルまでオートフィル

関数を使っているのはA5セルのDATE関数のみです。
あとは書式設定と足し算だけです。

DATE関数は、
第1引数=年
第2引数=月
第3引数=日
を表す数値をそれぞれ指定すると、その日付のシリアル値を取得する関数です。

このままだと、例えばA1セルに「2006」A2セルに「5」を指定すると、「2006年5月1日」のシリアル値「38838」が表示されてしまうので、日付・曜日の表示が行われるように「m"月"d"日"(aaa)」といった書式設定を行うわけです。

上記の説明を読んだだけだとなかなかわからないでしょうから、サンプルファイルで実際にご確認ください。

▼サンプルファイル(001928.xls 22KByte)ダウンロード

サンプルファイル内の「スケジュール表」シートでは、上記の設定のみが行ってあります。

「スケジュール表2」シートでは、
A5:B35セルに
土日のセル色を変更する条件付き書式
休日のセル色を変更する条件付き書式
A5:A13セルに
9日以前と10日以降で「月」の文字が揃うようにユーザー定義書式
設定しています。

あとは、2・4・6・9・11月のときに翌月の日付が表示されないようにすれば、スケジュール表の日付部分は完成でしょう。その具体的な方法は近日中にまたご紹介します。

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