Excelを使って
「スケジュール表を作成したい」
「出勤簿を作りたい」
「勤務時間計算表を作成したい」
という要望をいただくことは少なくありません。
その際にまず必要なのは、年と月を入力したら日付・曜日が自動的に更新されることでしょう。
以下のような手順でシートを作成すれば、A1セル・A2セルの値を変更すると、A5:A35セルの表示が自動的に更新されるようになります。
(A1セルに「年」、A2セルに「月」を入力すると、A5:A35の「日付」欄が自動更新される例) A5セルに「=DATE(A1,A2,1)」という計算式を入力
↓
A5セルに「m"月"d"日"(aaa)」というユーザー定義書式を設定
↓
A6セルに「=A5+1」という計算式を入力
↓
A6セルをA35セルまでオートフィル
関数を使っているのはA5セルのDATE関数のみです。
あとは書式設定と足し算だけです。
DATE関数は、
第1引数=年
第2引数=月
第3引数=日
を表す数値をそれぞれ指定すると、その日付のシリアル値を取得する関数です。
このままだと、例えばA1セルに「2006」A2セルに「5」を指定すると、「2006年5月1日」のシリアル値「38838」が表示されてしまうので、日付・曜日の表示が行われるように「m"月"d"日"(aaa)」といった書式設定を行うわけです。
上記の説明を読んだだけだとなかなかわからないでしょうから、サンプルファイルで実際にご確認ください。
▼サンプルファイル(001928.xls 22KByte)ダウンロード
サンプルファイル内の「スケジュール表」シートでは、上記の設定のみが行ってあります。
「スケジュール表2」シートでは、
A5:B35セルに
土日のセル色を変更する条件付き書式と
休日のセル色を変更する条件付き書式を
A5:A13セルに
9日以前と10日以降で「月」の文字が揃うようにユーザー定義書式を
設定しています。
あとは、2・4・6・9・11月のときに翌月の日付が表示されないようにすれば、スケジュール表の日付部分は完成でしょう。その具体的な方法は近日中にまたご紹介します。
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