「=TEXT(EOMONTH(TODAY(),-1),"yyyymmdd")」
という検索でアクセスがありました。
Excelの式
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
の意味を調べていらしたのでしょう。
「=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")」で前月末日がyyyymmdd形式の文字列に
結論としては、式
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
で、前月の末日がyyyymmdd形式の文字列としてセルに表示されます。
「=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")」の読解
深い部分から読み解いていきましょう。
TODAY関数で今日の日付を取得
TODAY関数からです。
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
の部分を抜き出して、式であることをExcelに指示する記号「=」につづいていずれかのセルに
=TODAY()
と入力します。
もちろん、今日の日付が表示されます。
EOMONTH(TODAY(), -1)で前月末日を取得
つづいて、「TODAY()」の1つ外側
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
の部分を「=」に続けて入力してみると、
=EOMONTH(TODAY(), -1)
下図のようなシリアル値が表示されます。
日付書式を設定すると、前月の末日であることがわかります。
EOMONTHは、月末の日を表すシリアル値を取得するための関数で、基準となる第1引数に今日の日付を取得するTODAY関数が指定され、第2引数に「-1」が指定されているため、1つ前の月の月末日である「2023/7/31」のシリアル値「45138」が表示されたわけです。
TEXT関数で日付をyyyymmdd形式の文字列に
最後に、
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
を入力すると、
前月末日がyyyymmdd形式の文字列として
セルに表示されます。
TEXT関数で今日の日付をyyyymmdd形式に
最後に入力した、この記事の本題
=TEXT(EOMONTH(TODAY(), -1), "yyyymmdd")
を難しいと感じるのであれば、EOMONTH関数を使わずに今日の日付をyyyymmdd形式の文字列にする式
=TEXT(TODAY(), "yyyymmdd")
を入力して、下図のような状態になることを確認することをおすすめします。
最終更新日時:2023-08-14 14:01
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