WORKDAY関数を利用すると、土曜日・日曜日・祝祭日などの休日を除外した最終営業日を簡単に表示することができることをご紹介しました。
このサイトでは以前、EOMONTH関数などを使って土日を除いた最終営業日をスケジュール表に表示する方法をご紹介しましたが、WORKDAY関数を使えば土日のほか祝日・祭日・休日を除いた最終営業日を明示することも勿論できます。
※「マスタ」シートのA2:A23セルに休日の一覧を作成し、A5:A35セルに日付が表示されているときに、D2セルに土日と休日を除外した月末最終営業日を表示し、C30:C35セルの月末最終営業日に該当する日に「月末最終営業日」と表示する例
D2セルに「=WORKDAY(DATE(A1,A2+1,1),-1,マスタ!A2:A23)」
という数式を入力
↓
C30セルに
「=IF(A30=$D$2,"月末最終営業日","")」
という数式を入力
↓
C30セルをC35セルまでオートフィル
考え方は以前ご紹介したEOMONTH関数を使って土日を除外した最終営業日を明示する方法と同じです。
「=WORKDAY(DATE(A1,A2+1,1),-1,マスタ!A2:A23)」
という数式で土日休日を除外した最終営業日をD2セルに取得して、その最終営業日と同じ日付なら「月末最終営業日」という文字を
「=IF(A30=$D$2,"月末最終営業日","")」
という数式で表示させるだけです。
毎月26日より前の日付が最終営業日になることはないという想定にして、C30:C35セルに「=IF(A30=$D$2,"月末最終営業日","")」
という数式を入力していますが、それより前の日付も最終営業日となる可能性があるのなら、その日付部分から「=IF(A30=$D$2,"月末最終営業日","")」といった数式を入力してください。
▼サンプルファイル(003201.xls 94KByte)ダウンロード
サンプルファイルの「スケジュール表_基本」シートには上記の例を作成し、「スケジュール表_条件付き書式」シートでは、土日休日の背景色を変更したり、当日の背景色を目立たせる条件付き書式を設定してあります。
A1・A2セルの年・月を変更して、どのような表示となるかご確認ください。
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