yyyymmdd形式のテキストデータを日付データにする方法をご紹介しました。
A1セルにyyyymmdd形式のテキストデータが入っているのならば
「=TEXT(A1,"0000!/00!/00")*1」
という計算式を入力すると日付データにすることができるという方法でした。
TEXT関数は、第1引数に指定された値を、第2引数の書式を設定した「文字列」に変換する関数なので、それを日付データにするために乗算「*1」を行いました。
この「*1」がいまいちピンとこないという方もいらっしゃるようです。
そんな方はDATEVALUE関数を使ってみてはいかがでしょう。
(A1セルにyyyymmdd形式の文字列データが入力されているときに、B1セルに日付データを作成する例) B1セルに
「=DATEVALUE(TEXT(A1,"0000!/00!/00"))」
という計算式を入力
↓
メニュー[書式]−[セル]をクリック
↓
[セルの書式設定]−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄で「日付」をクリックし、[種類]欄で適切な書式を選択
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
DATEVALUE関数が、文字列の日付を計算で扱えるような日付データ=シリアル値に変換してくれる関数です。教科書的な考え方をするのならば、このDATEVALU関数を利用する方がいいでしょう。
ですがExcelでは、数値に変換可能なテキストデータを、一度算術演算を通すと数値データになってしまうので、前回は「*1」をご紹介しました。
「*1」と同様に
「=DATEVALUE(TEXT(A1,"0000!/00!/00"))」は、
「=DATEVALUE(TEXT(A1,"0000""/""00""/""00"))」
「=DATEVALUE(TEXT(A1,"0000-00-00"))」
「=DATEVALUE(MID(A1,1,4) & "/" & MID(A1,5,2) & "/" & MID(A1,7,2))」
などとしてもOKです。
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