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Excelで日付から第1四半期、第2四半期、第3四半期、第4四半期と表示する−CHOOSE関数

対象:Excel2000, Excel2002, Excel2003, Excel2007

Excelで日付データから、上期・下期の表示を行う方法をご紹介しました。

関連した内容で日付から
 第1四半期
 第2四半期
 第3四半期
 第4四半期
という表示を自動的に行う方法をご紹介しておきます。

上期・下期表示と同じような考えでIF関数を使ってももちろん表示可能ですが、別の方法をご紹介します。

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CHOOSE関数を使った方法です。

▼操作方法:日付から第n四半期と表示する
※A2セルに日付が入力されているときに、4月〜6月を第1四半期としてB2セルに第n四半期と表示する例

B2セルに
  ="第" & CHOOSE(MONTH(A2),4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3) & "四半期"
という数式を入力する

ポイントは

CHOOSE(MONTH(A2),4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3)

の部分です。

CHOOSE関数は、第1引数に指定された数値に従って、第2引数以降に指定された値を取得する関数です。

第1引数に「1」が指定されたときは第2引数から
第1引数に「2」が指定されたときは第3引数から
第1引数に「3」が指定されたときは第4引数から
というルールで値を取得できます。

MONTH関数を第1引数に利用することで、第1引数には「1」から「12」の整数が指定されることになります。

4月〜6月を第1四半期として表示させたいので、
 「4」〜「6」月が指定されたときに取得される
   第5〜7引数に「1,1,1」
 「7」〜「9」月が指定されたときに取得される
   第8〜10引数に「2,2,2」
 「10」〜「12」月が指定されたときに取得される
   第11〜13引数に「3,3,3」
 「1」〜「3」月が指定されたときに取得される
   第2〜4引数に「4,4,4」
を指定してあります。

「第」「四半期」といった文字列の表示は、上記の例のように文字列連結演算子「&」で「"第"」「"四半期"」を連結してもいいですし、数式を

=CHOOSE(MONTH(A2),4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3)

だけにして、[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブで「"第"#"四半期"」といったユーザー定義書式を指定してもいいでしょう。

今日の日付から自動的に「第n四半期」と表示するのならMONTH関数の引数にTODAY関数を指定して

="第" & CHOOSE(MONTH(TODAY()),4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3) & "四半期"

とすればOKです。

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