初心者向けのパソコン講習でよくいただくタイプの質問があります。
「○○を削除するにはどうすればいいのでしょうか?」
というご質問です。
何かを削除するには、削除したい対象を選択しておいて[Delete]キーを押します。これはWindowsを利用する上で、多くの場面で共通するもっとも基本的な操作の一つです。
しかし、
「○○を削除するにはどうすればいいのですか?」
「○○を消すにはどうすればいいですか?」
というご質問をいただくことは非常に多いのです。
「スライドを削除するには?」
という形でいただくことが多いです。
スライドが一覧表示されている部分で、削除したいスライドを選択
↓
[Delete]キーを押す
ご存知の方にとっては当たり前すぎる操作ですが、パソコン初心者の方というのはキーボードアレルギーが強いためか、Windowsで共通する削除操作から、スライドの削除操作を推測できないことが少なくないようです。
スライドが一覧表示されている部分というのは、PowerPointのバージョンにより様々ですが、一覧表示モードでもOKですし、標準表示モードで画面左の一覧表示部分でもOKです。
Windowsエクスプローラなどでファイルやフォルダを右クリックして表示されるショートカットメニューに[削除]コマンドがあるためか、PowerPointでも右クリックで削除をしようとする方もいらっしゃいます。(PowerPoint 2002,2003の場合)
スライドが一覧表示されている部分で、削除したいスライド上を右クリック
↓
ショートカットメニュー[スライドの削除]をクリック
PowerPoint 2000までは、一覧部分で右クリックしても[スライドの削除]というコマンドは存在しませんでしたが、右ボタンを使って削除しようという方が少なからず存在したということなのでしょうか、PowerPoint 2002からショートカットメニューに、[スライドの削除]が表示されるようになっています。
PowerPoint 2000以前のバージョンの場合に右ボタンで削除したいのならば、ショートカットメニューの[切り取り]コマンドをクリックしてください。
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