PowerPoint Viewerを利用すれば、PowerPointのインストールされていないパソコンでも、PPTファイルを見られることをご紹介しました。
他にも、PowerPointのインストールされていないパソコンでPowerPointで作成したプレゼン資料を見てもらう方法が、いろいろあります。
メニュー[ファイル]−[Webページとして保存]をクリック
↓
[名前を付けて保存]ダイアログボックスで
[保存先][ファイル名]を指定後、[保存]ボタンをクリック
上記の操作でWebページとしての保存ができるのですが、バージョンによって多少の違いがあります。
IE(Ineternet Explorer)の名前を付けて保存で、完全と単一ファイルで保存できることをご紹介しましたが、PowerPointでも同様の機能があり、PowerPoint 2003ではデフォルトが、単一ファイル形式になっています。[名前を付けて保存]ダイアログボックス−[ファイルの種類]欄で「Webページ(*.hmt; *.html)」を選択することで、IEの完全と同様に、HTMLファイルとフォルダが作成された状態で保存ができます。
PowerPoint 2002では、HTMLファイルとフォルダが作成されるIEの完全形式と同様の形での保存がデフォルトで、[ファイルの種類]欄で「Webアーカイブ(*.mht; *.mhtml)」を選択することで、単一ファイルとしての保存ができます。
またPowerPoint 2000では、まだ単一形式での保存はサポートされていません。
上記の手順で作成されたHTMLファイルとフォルダや、単一ファイルをメールなどで送ってあげれば、PowerPointのインストールされていないパソコンを利用している方でもプレゼン資料を見ることができるというわけです。
もう一つ注意すべき点があります。
IEのセキュリティの関連で、上記の手順で作成されたHTMLファイルやMHTファイルを、ローカル上で開こうとすると、「セキュリティ保護のため、コンピュータにアクセスできるアクティブコンテンツは表示されないよう、Internet Explorerで制限されています。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。」という情報バーが表示されるという点です。
この場合、情報バーをクリックして表示されたショートカットメニューから[ブロックされているコンテンツを許可]をクリックして、表示された「スクリプトやActiveXコントロールなどのアクティブコンテンツは役に立ちますが、コンピュータに問題を起こすものもあります。このファイルでアクティブコンテンツを実行しますか?」という[セキュリティの警告]メッセージで[はい]ボタンをクリックしてください。
この件については、「セキュリティ保護の為、アクティブコンテンツは表示されない・・・とは」というネタでご紹介していますので、あわせてご参照ください。
PowerPoint 97の場合は、メニュー[ファイル]−[HTML形式で保存]をクリックすると、[HTML形式で保存]ウィザードが起動するので、その指示に従うことで、PowerPoint 2000以降のバージョンとはちょっと違うスタイルですが、Webページとしてプレゼンテーションファイルを保存することができます。
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