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「エクセル ヒストグラム作成」
といった検索が行われていることがあります。
ヒストグラムそのものは、棒グラフで棒の間隔を「0」にすることで作成できます。
面倒なのは、大量のデータからグラフのもととなる度数分布表を作成することです。
Excelで度数分布表を作成する方法はいくつかありますが、関数が苦手な方にとっては[分析ツール]を利用するのが簡単でしょう。
※元データがB2:B11セル、階級の境界値がD2:D8セルに入力されているときに、F1セル以下に度数分布表を作成する例 [データ分析]ダイアログで
「ヒストグラム」を選択後[OK]ボタンをクリック
↓
[ヒストグラム]ダイアログ
−[入力元]
−[入力範囲]欄に「$B$2:$B$11」
−[データ区間]欄に「$D$2:$D$8」
−[出力オプション]
−[出力先]欄に「$F$1」
をそれぞれ指定後[OK]ボタンをクリック
[データ分析]ダイアログは、2003までのExcelなら、メニュー[ツール]−[分析ツール]、Excel 2007では[データ]タブ−[分析]グループ−[データ分析]ボタンをクリックすることで表示できます。
[分析ツール]コマンドが存在しない場合は、事前に[分析ツール]アドインのインストールを行ってください。2003までのExcelならメニュー[ツール]−[アドイン]をクリックして表示される[アドイン]ダイアログから、Excel 2007では[Officeボタン]−[Excelのオプション]ボタンをクリックして表示される[Excelのオプション]ダイアログからインストールできます。
[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[入力範囲]欄に指定するのは、元データで、
[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[データ区間]欄に指定するのは、階級の境界値です。
▼サンプルファイル(003137.xls 50KByte)ダウンロード
サンプルファイルには、上記の操作を行ったあとと前のシートが含まれています。
元データを変更したりしながら何度か操作していただければ、決して難しい操作ではないことをご理解いただけるでしょう。[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[データ区間]欄に指定した境界値が、どちらの階級に含まれるのかも、少量データで確認していただければおわかりいただけるはずです。
[ヒストグラム]ダイアログ−[出力オプション]−[グラフ作成]チェックボックスをOnにすれば、度数分布表作成と同時に棒グラフも作成されます。
注意点としては、作成される度数分布表は、あくまでもコマンド実行時点のものだということです。
度数分布表作成後に、元データの変更が行われても、その変更は反映されません。データが変更になった場合は、度数分布表を作成しなおしてください。
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