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度数分布表を作成する−分析ツール-ヒストグラム

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

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「エクセル ヒストグラム作成」
といった検索が行われていることがあります。

ヒストグラムそのものは、棒グラフで棒の間隔を「0」にすることで作成できます。

面倒なのは、大量のデータからグラフのもととなる度数分布表を作成することです。

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Excelで度数分布表を作成する方法はいくつかありますが、関数が苦手な方にとっては[分析ツール]を利用するのが簡単でしょう。

▼操作手順:度数分布表を作成する
※元データがB2:B11セル、階級の境界値がD2:D8セルに入力されているときに、F1セル以下に度数分布表を作成する例

[データ分析]ダイアログで
 「ヒストグラム」を選択後[OK]ボタンをクリック
 ↓
[ヒストグラム]ダイアログ
 −[入力元]
  −[入力範囲]欄に「$B$2:$B$11」
  −[データ区間]欄に「$D$2:$D$8」
 −[出力オプション]
  −[出力先]欄に「$F$1」
 をそれぞれ指定後[OK]ボタンをクリック

[ヒストグラム]ダイアログ

[データ分析]ダイアログは、2003までのExcelなら、メニュー[ツール]−[分析ツール]、Excel 2007では[データ]タブ−[分析]グループ−[データ分析]ボタンをクリックすることで表示できます。

[分析ツール]コマンドが存在しない場合は、事前に[分析ツール]アドインのインストールを行ってください。2003までのExcelならメニュー[ツール]−[アドイン]をクリックして表示される[アドイン]ダイアログから、Excel 2007では[Officeボタン]−[Excelのオプション]ボタンをクリックして表示される[Excelのオプション]ダイアログからインストールできます。

[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[入力範囲]欄に指定するのは、元データで、
[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[データ区間]欄に指定するのは、階級の境界値です。

▼サンプルファイル(003137.xls 50KByte)ダウンロード

サンプルファイルには、上記の操作を行ったあとと前のシートが含まれています。

元データを変更したりしながら何度か操作していただければ、決して難しい操作ではないことをご理解いただけるでしょう。[ヒストグラム]ダイアログ−[入力元]−[データ区間]欄に指定した境界値が、どちらの階級に含まれるのかも、少量データで確認していただければおわかりいただけるはずです。

[ヒストグラム]ダイアログ−[出力オプション]−[グラフ作成]チェックボックスをOnにすれば、度数分布表作成と同時に棒グラフも作成されます。

注意点としては、作成される度数分布表は、あくまでもコマンド実行時点のものだということです。

度数分布表作成後に、元データの変更が行われても、その変更は反映されません。データが変更になった場合は、度数分布表を作成しなおしてください。

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